20230807

大仕事の前で緊張してると思う

漆稽古に行こうとしたけど休息に充てることにした。
だいぶ棒のように横たわって、夕暮れ時になって風のなさが逆に呼吸器系をまずくして、自転車で外に漕ぎ出した

このごろおおまじめに内臓をかき混ぜるようなことをしまくったからか、
もー疲れたんですけどーーー的なうわずみの声のことあんまり拾ってあげられなかった
どんどん暗くなる謎道をふくふくゆくとちゃんと疲れてきた。水飲む。

いつものモスバーガーで帳面ひろげて、
右脳と左手の図案がでろでろでてくる。

仕事のこと
ここに書くのもいかがかと思うが、どうせ人体解剖図のような週になるんだ。
肉をさいてもらって、ここに骨があると指したり、電流を流してもらって、いま体内でひかったのが神経ですと喋ったりする。命懸けの仕事だ。そう思っているのがわたしだけだったら、ほんとうに孤独なことだ。

さて

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お買い物をする。

時間と、働きかけと、発想を買っていただくこと。
わたしの客人は、チケットを買った人たちではない。

お勤めの姿勢として、現在下記の3つの柱があると思う。

①アーティスト的なところ(やや発散型)
・企画する
・報告する

従来のものに釘をさしていく働き。「それはさておき・・・」からなる初動が多い。たのしい、おもしろい、わくわくすることから、ほぼ無作為で勝手に湧いてくる。初期衝動だけみると社会性や倫理が度外視のケースもあるため、変態的であぶないことも多い。

これまでと違ったことや前例のなさ
成功するかわからないもの
ギョッとするもの(ギーク)
今後100年単位でみたいもの
立場を考えないもの

②クリエイター的なところ(やや集約型)
・広報(右脳・左脳)

デザイン的な思考。目的を達成するために逆算でものごとを組み立てる。
印象づくり、プロデュースすること

③マネジメント的なところ(裏方的)
・締切管理
・資料(どんな価値観の人にも伝わるよう)共有すること

チーム力、ユニットとしてものごとをみること。現場が回るよう、(ときに理想を手放し)現実で着実に積み木をしていく働きかけ。コミュニケーション。根回しをすること。聞き手になること。黒子になること。紹介したり、間をとりもってつないだりすること。

***

現在地で重点的に鍛え上げざるを得ない感じになっているのは③の要素だが、③単体ですごくがんばるというより、3つの視点を行き来しながら全体的に押し上げている感じもしている。

「アーティスト」とはなんぞや、と表現にかかわるたびぶちあたる問いだが、
これは職業のほか、気質、哲学、概念としての響きが多く含まれた言葉なんじゃないかなと感じている。
自分は、この気質が強いと思う。

書き出してみて、今週わたしはいっぱい喋るのか、黙ってしずしず進行を見守るのか、
こわいな~とも思うが、たのしみにもなってきた。