20241130

20241130

生活を立て直すべく液状化した柿をヨーグルトにかけて食わんとす。

ゲル状の極甘味が種子をふると包み込んでいるのをみつめながら、甘い柿の実からは甘い柿が芽生えるのだろうかとしごいたままのまな板を持ってすっかり暗い庭にほり投げた。

あまりに暮らしがずさんすぎる。衣類は投げ散らかしぱなしで、ごみもほうちしている。こんどお客様がいらっしゃるのでわたくしはそのことも見据えたいのであった。

暮らしは食から、豚コマなどのたんぱく質を求めマーケットに行くと太平洋と名乗る魚がたくさん並んでいるではないか。てにとったはらんぼと煮めじかを購入。めじかはしぶくやわらかい鉄の赤ちゃけた味がし、はらんぼ焼いて食べればみのりののった脂味。食べきれないぶんは切り分けて冷凍保存とした。

ねんまつがちかい。ほとんど圧縮状態の初年度下手舞台になぐりころされ、そんなもの全く気にしないそぶりで翌年度をめりめりと立ち上げ、自身のライブもちかく、すすんでない大掛かりなものもきになっており、自分の身の回りのことがままならず、次々とうかぶたのしい思いつきは止められず、年末年始をどこでどう過ごしたらいいのかさっぱりわからなくなり、隣の席の後輩に海にひとりでたたずんでぽろぽろ泣く年越しかもしれないと申してみたところ「ありっすね」との返答。かしこいいるかみたいやな

毎日絵をひとつ描いて、楽器をさわろう。

まだみぬ下田漁港の日の出の閃光がもうまばゆい