
20251202
師走怪文
県文協 勇気の出る夜 餃子 ラーメン
オブラディ・オブラダ
リコーダーのあおりはPAでとろうよと
あちこちから楽しくマイクがさしのべられた
してもいいし・しなくてもよい
わたくしはすきにしていいんだ
もう気を揉むのがいやだととろすると
さんさん組み上がっている軽やかさ
熱いのに葦笛のような澄んだ音の土地
亡くなった人のからっぽをみとれる午前四時
わたくしのかばんから出てきた鳴り物たちは
ほいほいみんなの手の中であそんでました
蛹どろどろ途中で出てきちゃったみたいな
内臓に酸が走る今年だけれど
わたくしは
納豆食べれるよーになったし
海にぷかぷか浮けるよーになったし
即興の会も主宰するよーになったし
なんかめちゃメタモルフォーゼ的


