20241017

20241017

三原ー広島

管楽器リペア工房のルーにて
琵琶のさわりの本から、武満徹の話に。
波の盆とノーヴェンバーステップを聴かせてくださる。ルーのお手製スピーカーは立体的に音を再生できる装置。竹山さんのもつ緊張感なども手伝って集中して音楽と向き合う時間を持つ。黒澤明のショートフィルムも何点か見せていただいた。
大学時代の先輩が途中楽器を取りにいらして立ち話。「最近即興に関心があって」と近況を話すと「即興っていろいろあるけど、どれ?」との質問。「コンサートや人前での披露向けのものに限らなくて、音楽や演奏の畑以外の人とも一緒にやることもあって、社会的な要素もすこし加味することがあって…」と、いろいろ具体的に答える事で、自分の関心や方向性など言語化する事ができた。

平田先生の研究室
久しぶりに母校の大学を訪れる。学務の場所が変わったことに驚く。ちょっと照れつつも何人か懐かしい人に挨拶。元気そうじゃね、変わらんねのお声にほっとする。
研究室では、zoomで作曲家の寺内大輔さんと繋いでいただいて、活動についてやりとり。寺内さんは、さまざまな即興音楽活動・コミュニティプログラムを展開されていらっしゃる。活動の組み立てや参加者の雰囲気、運営の難しさやなどいろいろとお話くださって、とても興味深い。もっと話していたかった。今度は広島大学の研究室をお訪ねしてみたい。忙しいなかお時間を作ってくださってありがたい。先生にお礼を言ってお別れ。

大学のホルンの旧友に連絡してみたら夜会えそうだった。安宿のベッドで横になってしばしくつろぐ。

約束の時間付近、八丁堀の古本屋で時間を潰してから出てきたら店の前でちょうどばったり再会してタイミングの良さに笑ってしまう。元気にしとるん?何食べたい?と話しながら流川をさんさん歩いて感動的な焼鳥、気楽なたこ焼き屋で歓談。しばらく離れていたホルンをまたやりはじめたとのこと。楽器や演奏の話で盛り上がれてうれしい。ほどよく酔っ払って、ちょっと楽器を吹いてみようよとメインとサブ2台車に積んでいたのでそれぞれ運転席と助手席にキュウキュウ収まって鳴らす。ちょっと暑いね。また今度は早めに予定を決めて一緒に演奏しましょうと約束。別れ際、野菜ちゃんと食べんさいよと言っている。お母さんみたい。銀山町の電停で見送り手を振る。