ははばくたんの日
フロントガラス越しに雨が雪に変わったり雨にもどったりしているのを見ていた朝。返却が今日もひとつ終わって少しだけ軽い車内にて川岸の出勤時間待ち。
昼は愛すべき人たちの稽古を観測して、くたびれ気味だが無垢なそれぞれの顔と一緒にコミュニケーションのいろは編む。いまちょうど長田弘さんの対談を読んでいて、本のテーマがコミュニケーションのことである。以前日記に共同体の話も書いたけれど、いまこうした群れ暮らしのことみくろまくろ、すごく注目している題材なので対峙がとてもたのしい。菌類たちの反応のようだ
夜、市内に宿をとる。日田のやすやどは結構すごみあって、ネット上にて4000円で予約したらカウンターで2000円だと言われ、お金を払うと2000円のクーポンを渡され実質ただのようなものなのだと言われた。なんぞ。
朝昼晩の散文日記。意識は白濁し、耳朶が発光している。よふけより軽妙な怒りの表現の持ち主、街の同期的存在と飲酒行為をひかえる。年末仕草。