20220411

雨が上がって風が吹いている

久しぶりに予定の何もない休日だから
自転車でお風呂屋さんを目指さんとしていたが、朝ぐずぐず起きずいて昼前になれば雨が降り出した。雨粒が枕のすぐちかくの窓をぴしぴしと叩く。なんとなく今日は何もしなくていいですよと言われたようでほっとする。

ここは4月から住んでいる家は何人かで暮らすお家。これまでも何人かとの暮らしだったけれど、気の合う友人との同居生活とは根本的に全くちがうなあと、実際過ごしてみる日々にひしひしと感じる。今のところ他の住人と会うことはあまりなく、宿の個室に連泊しているような印象。共有スペースはまだあまりくつろげない気がする。それでも時間があると、自炊したり縁側でお茶を一服しながら日光浴したりして、実用的共同生活の余白を探して間合いを測っている。

さて、新しい暮らしへの環境整備だと、車を手放し、個人で繋いでいるインターネットの解約をする。今日は各方面にお電話をしたり、残ったお金を数えたりした。春先、何かと物入りではあるが、通帳の残額とにらめっこしたらまあなんとかやっていけそうではある。近頃出入りのめまぐるしさにたじろぎ、ろくすっぽ通帳を見ないどんぶり勘定だったから、ちょっと安堵だ。
車を手放すことについて、「福岡は、車がないと、ふべんだよ(図らずも5・7・5)」の声圧倒的多勢だが、ハイハイ生返事ばかりしている。わたくしは、もっと不便そうな土地で車を持たず自由そのものに暮らしている先輩を知っているし、ないならない方向で人生の枝が伸びていくんじゃないかな。

この春、貧乏暮らしをあたらしく支える心強い味方がある。ゆふこさんから貰った餞別・チャイを入れるためのパンと、とっておきの茶葉。大山で暮らしていた頃、彼女は朝がくるとチャイを入れてくれて、わたしたちは殆ど毎日美味しいチャイをご馳走になっていた。

今手元にあるこのパンは、うそっこの妹たちの後日談へ託された愛だと思う。