転勤で福岡県春日市にやってきてあと少しで5ヶ月だ。
年度の折り返しももうすぐ。
ここのところ当サイトでの日記が、長く続けているインスタグラム日課の流用ばかりだった。思うところもあって、使い分けしたいなと発起。いつまで続くかわからないけれど、しばらくちょっとやってみようかな
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さて、『思うところ』というのは、
一昨日ライブの出演を終え、ここ数年で積もった感触もあり、ちゃんとJAZZを勉強したいなと改めて感じていること。
ずっとやや受け身だったことについて、だいぶざっくり言えば、そもそも「素」のホルンの音がジャズにマッチしづらいと感じていたり、自分自身の頭の中の音楽の進行がジャズの形式をとってなかったりと、そのへんがひっかかって中途半端に留まっているような気がする。それが自分だからと開き直るのもありだけれど、勉強したいとの心が自分に起こったならば、目的地あまり狙わず淡々とやってみたらいい。引き出しがあると人生が楽しそう。
そんなわけで、日々楽器に触れるのは基本として(これも春夏おざなりだった)、聴いてとったり、できそうなら写譜したり、コードを押さえたり、ちょっとずつ・その代わり毎日、なにかしらやってみたいと思う。
この日記は、その様子、所感とか置いとく用ということで
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本日の取り組み
Caramba /Lee Moran
■所感
自分の課題として、アドリブのときに、焦って無計画にいっぱい吹いちゃうのを解決したいと感じている。ホルンは音がのびると美しい楽器。音の種類をへらし、休符をいれて余白のある感じで音楽を作れるようになりたい。これが、当面の目標だ。
なので、まず、音をそんなにたくさん使わない人を観察ようと思った。リー・モーガンとか、マイルス・デイビスとか、絵っぽい人が思い浮かんだので、しばらくは彼らが入る編成をいろいろと聴いてみよう。
本日のCarambaは、コードが少なくて、ソロも長い音が印象深かったので選んだ。アウフタクトから入ってぱっとやめるところが多い。ぴろぴろぴろぴろやめ、とかも多い。やまびこや、拍からアウトするところもあった。絵や図みたいでたのしい。ハモりは、三度から四度になると急に固くていかつい。ワルい感じ。
なんと、今日は譜面に起こすことも成功。決意初日なので元気だ。でも、相変わらずコードが全然わからない。こんなに易しく聞こえるのに。ジャズって滲んでてどれが根音なのかぴんとこないのだ。サビで転調するのはわかる。ひとまず仮で予想を立てて書いてみた。あってるか心配だけど、持ってって先輩たちに見せてみるという選択肢を産んだことがとてもえらい。