20230317


hikari-to-mizu-no-mohou

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不摂生が続いたこの一年間。キッチンの使いづらさが故だ。それでも正月以降には改善がみられ、いまではささやかなカレー祭りがもたらされている。鍋からよそうたび世界一うまい舌鼓。たまの酒・数日ごと、意識に潜伏したり/もうしないとかおぼろげに思ったりしながら

街と仲良くなる秘訣、たくさん歩いて、楽器を持って、会いに行くことのほかなし。なんとたりなく、なんともどかしきかな。白地がくらくらするぐらい見渡すばかり。無償で打算なし・ひとりで軽やかに飄々とやることでしか、積もらない雪がある。

みつけた?

大義名分に飲まれたくないなと日々思う。使う言葉を注意深く選び、無駄だと思うもの・なくてもいいものに、うんとあそんでいたい。なんでないまちかどの・どなたかと、たくさんお喋りしたい。ひょんな出会いから紡ぎ、関係のなさそうでよく共鳴するところから編む。計算しない、計画立てない、無目的。目指すものはと訊かれたら答えられず言い淀んでいる、ただひたすら愚鈍な人でありたい。便利は苦手だといって、泥のなかをゆこう。明日は、いいにおいのする方にいってみよっかな。

わたしがあなたが困った数だけうつくしい鐘が鳴る
約束するぞ

ここ数日で渋く深まるわたくしは、何も収穫がないかもしれない月末に身を投げる
おもしろくてたまらない・うつくしい