20240212

昼まで眠りこけ名前を呼ばれそとにでる

「笛の音が聴こえんけん」

遠慮させていたらわるいし、と、宣言したくせにろくに楽器も吹いておらず、深夜帰る住民の様子見である。そういうことなら、今日は夕方まで用事がないので、窓開け放ち一番日当たりの良いところめがけてケルとキットを干す。

わたしは典型的なみえっぱりで、人に見せる都合がないと身が入らない人なので、用事ができたといえばできた。大丈夫、元気にやってます。腰を上げたとたん、どろどろ寝ていたのに嘘みたいにやりたい事がじゅうまんする不都合な心身。片付けがしたいし、洗濯もしたいし、絵も描きたいし、お味噌汁をつくりたく、日記も書きたく、文旦の良いにおいも気になっている。

家の西側をなんとなく目指すようホルンをプーンと吹く。おざなり練習を反映させた軽薄な音がする。気が散りまくるウォーミングアップのあとなんとなくバッハのふしをとる。ジャズの譜面もみてみる。

こんばんは、地元の街に繰り出して
宴会のなか泳いでみる日

マッスルてきなこと思いもするが、しばらく風まかせで過ごすくらいがちょうどいい気もする。