20240305

高松ー岡山の旅以降、見たもの聞いたものが心に焦げ残って脳のスクリーンに再生され続けている。「長く離れて曖昧になりつつあるのにネイティブな地元」の独特さと、瀬戸内のほんやりした明度の高く彩度の低い風土と、土地と土地を強く結ぶジャンクションたりえる圧倒的な交通の便の良さにあてられてしまっている感じ。「恋しい」とお腹の底から声がしているみたい。

わたしが歳をかさね住む土地を追加するたび、故郷は遠のくが、同時に近くもなるのかもしれない。生まれ育った地、原体験の多い土地に、なんだか信仰や洗脳や刷り込み・子ガモ🦆を感じる。とっさの判断に、思わずついとってしまう行動に、美意識に、影のよう経典のよう隠されている故郷の匂い。
白痴になれば、これらに無自覚でいられるかもしれないが…

住む土地をこちらから選べず半ば受難めきて選ばれてしまうことに、にがい苦しいと強烈に思う。けれど、予測不能さに魅了されて物語の続きを早く見たいような胸が湧く気持ちもある。

32歳、感受性の網目模様が立体構造に増えてくのが嬉しい。五感全部を稼働、歳をとるごとに自分がどんどん柔軟に逞しくなり続けてるのがしんしん分かる。たのしい。

たびはよきもの!