20250111

【川部活動記録】

佐田沈下橋
全長:291.6m 幅員:4.2m
河口からおよそ15km
2025年1月11日(土)14時ごろ

部長が住む地域を流れる一級河川・四万十川にかかる沈下橋に出没し、川部をおこなう活動。
沈下橋とは、増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋のことです。四万十市内には9つあります。
気候にもよりますが、今年はおおよそひと月に1回くらいのペースで、各沈下橋をめぐりたいと考えています。
https://www.city.shimanto.lg.jp/soshiki/13/1454.html

【本日の所感】
前の日に雪が降り心配でしたが、気候が落ち着いていたので活動できました。
一番下流の沈下橋であり、観光スポットなようで、河岸に船着場やお手洗いもあります。駐車場県外ナンバーの車がたくさん停まっていて、人が予想外に多く訪れていました。

佐田の沈下橋へ辿り着くと、思いの外すごーく大きくて、部長の思った5倍くらいのスケール感でした。あとで調べてわかったのですが、300mくらいあるみたい。
橋の上は風も結構吹くし、川面と橋の距離もたっぷりあり、車もたまに通るし、もちろん歩道なんてないので、ここでほんとに楽器を演奏できるかな?としばし思案していました。

しばらくすると、風や山々、河岸とのチューニングがととのい、なんとなく活動ゾーンが見えてきました。選んだのは橋の端から30mくらい進んだところ。楽器を組み立てる。かじかんだ手で落とさないよう抱え持つようにして気をつけました。

結局、小一時間くらいその場に滞在。
景観が予想より遥かに悠々としていたので感覚を掴むのにしばしかかりましたが、山に跳ね返るゆったりめの音や、河岸にたぶん届いているだろうなとおぼしきこぶりの音を発生させました。
かわせみがたくさんいて、青く点々のメタルみたいに光って飛ぶのが素敵でした。
観光客たちとの交流もすこししました。いい活動ですねと声をかけてくださる方もいて、やっぱり川はいい感じです。試合に遠征できて寄り道していた多くの野球少年とも交流がかないました。ただ、ここは民家や地元の方との距離は結構ありそうで、他の沈下橋では出会えるのかな?とも思いました。

流石に身体が冷えてきたので退散することに。
まちのお風呂屋さんで暖をとりました。

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📍補足

川部というのは2020年の春ごろ立ち上げた部活動で、主に大分県西部・日田市を流れる三隈川のほとりでゆるく行なっていました。

川は海とつながって、世界中で人々の暮らしのそばに存在しているため、おもしろがっていろんな土地でいろんなひとがいろんな川部をやったらいいなと思っていて、四万十にくる時も川部を続けようと機会をうかがっていたのです。

本投稿の最後は川部のちらしです。当時、閉塞的な世の中にたまりかね勝手に発足し、勝手に部長を名乗ったときに作った文章をこちらにも転載します。

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川部とは

三隈川付近で突如開催される部活動

音楽を奏でてよし
絵を描いてよし
踊ってよし
小型ボートに乗るもよし
ぼんやり何もせずたたずむもよし

一人以上から活動できる
ゆるい自由な部活動です

三隈川にしずむ夕日のうつくしさに惹かれ
楽器を鳴らし始めたことから発足。

流行り病の最中
誰かの気晴らしになれたらと
この度解放を試みることにしました

何をしなくても、できなくても
どなたも参加可能です。