新しい環境にてひとつき経った。密林・ジャングルっぽさ味わいながら、なんとかやっていけそうな感じもする。
心身の「環境整備」が光るこのごろ。ひとりぶんの時間や体力集中力、いろいろと限りも好みも個体差も加味し、みんなで物事をなしとげんとすること。いつか読んだ、河北秀也さんの著書、デザイン原論にて「デザインは調整だ」との言い換えがすごく心に響いた、そのことが今現在わたくしのひとつの指針である。
さて、お正月、自分の日記のなかで、ことしは脱力でゆきたいとうたった。それが図らずも効果てきめん、年明け以降は我が身のまわりに「空洞」「虚」のような言葉や発想がどんどん集まってきている。自分の中にいかに余白をつくるのがよいのかいろいろ試してみる実践の日々。雑多な局面の中、ぼんやりすることを含ませるのはなかなか腕前を問われているとも感じる
ともあれ今の仕事も五年目。日田に来たじぶんを思えば地図のひきかたやものの見方がやさしく変化しているのは確か。「継続は力なり」の言葉をじわと噛み締める