久しぶりの合図
思い切り書いてよしのはこび。狙い撃ちの的、あるいは薬の効用が前提にありながら、トップスピードを出せとの依頼。舌に乗せるとおとずれるのは電撃のようなしびれ。
お題をとりまく、自分から周りのひとから出たもの、五感で受け取ったものを浮かべブランコ漕ぐ。あいまいなものから、超具体的な日常の一瞬の記憶まで、大事だと思うもの並んだら、一番遠くまで鳴りそうな箇所をくるりと囲む。それで、欲しがられていそうだけれどしっくりこないところは選ばないでおいた。
よそで寄稿の機会もあった今年。外向けのものを書く際、全然しらないひと・時代がずっとあとのひとが目にしても壊れないか気にするようになった。喋りたくともうるさいところは減らす。主語が多かったりいろんな要素を巻き込みまくってたりすると本当に骨が折れるけれど、これが届くんだと思うと泳ぎたくなる
ざくざく骨が覗いて血が出るようにも書けるし、包んで包んで元の顔がわかんないようにも書ける気がする、うそさえなければ